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カテゴリ:作品の紹介( 3 )
これがわたしのすべきこと
作曲:延原正生氏 作詞:多々良聡樹氏(川崎市民オペラ合唱団団員)
川崎市民オペラ合唱団・みなみ吹奏楽団委嘱作品 東日本大震災復興応援曲
延原氏作曲吹奏楽曲第 作品目
 作曲年:2013年 グレード:  演奏時間:約7分  秒 演奏人数: 人
 初演:2013.12.1みなみ吹奏楽団第15回定期演奏会(みなみ吹奏楽団・水沢合唱協会・川崎市民オペラ合唱団演奏)


君と最後に 逢ったのは…
いつも変わらぬ 朝だった
いつかどこかで 逢える日を
背すじを伸ばして 待っている

空は晴れたり 吹雪いたり
花は咲いたら 枯れてゆく
人は働き めしを食う
歌を歌っては また眠る

わたしは今日も 生きてゆく
繰り返す日々を ていねいに
時がどんなに 流れても
これがわたしの すべきこと

君と最後に 逢ったのは…
おだやかに晴れた 春だった
胸を張り 空を見上げれば
聞こえてくるよ 君の声

春がすぎたら 夏がくる
秋がすぎたら 冬がくる
人は傷つき 立ち直る
泣いて笑って 朝がくる

わたしは今日も 生きてゆく
繰り返す日々を ていねいに
人がどこへ ゆこうとも
これがわたしの すべきこと

君と最後に 逢ったのは…
日に日に 記憶が 薄れてく
腰を入れ 大地を 踏みしめ
君のまぼろしに 応えよう

変わらぬものは 変わらない
変わることは 変わってゆく
これから 何が起こるだろう
明日のことは わからない

わたしは今日も 生きてゆく
繰り返す日々を ていねいに
これが わたしのしたいこと
これが わたしのすべきこと



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by minami_mi_1997 | 2013-12-01 17:00 | 作品の紹介 | Comments(0)
宝池のほとりで ~平泉幻想曲~(吹奏楽のために)

作曲:山口哲人氏
岩手大学アートフォーラム主催の平泉国際交流展「アートでつなぐ」委嘱作品
山口氏作曲吹奏楽曲第 作品目
 作曲年:2011年 グレード:  演奏時間:約7分  秒 演奏人数: 人
 初演:2012.5.4スプリングコンサート2012(みなみ吹奏楽団・岩手大学吹奏楽部演奏)


  平泉の寺院や庭園などが造営されたとき、大きな意味を持ったものが「浄土思想」であるのは周知のとおりである。浄土を人々により伝わりやすくするために中国では「浄土変相図」「浄土曼陀羅」などの絵図が描かれたが、日本ではこれをさらに空間的に発展させた「阿弥陀堂」や「浄土庭園」が考え出された。そこでは、阿弥陀仏がいるとされる西方の死後の世界(極楽浄土)を再現しようと、東向きの仏堂の前面に蓮池を配置し、池を挟んで現世と来世を区切った。言い換えると、池は浄土と現世をつなぐ役割を担っているのである。日本における浄土庭園の大きな特徴は、日本の伝統的な考え方である「自然との融合」で、背後の小山を庭園の一部に取り込んだり、自然との調和を目指し曲線で描かれた「宝池」または「円池」と呼ばれる池を配置することである(インド等では方形に造作される)。
  
 池の辺りに立ち対岸の浄土を望む心境で作曲の筆を取った。心を静めて阿弥陀仏と、その浄土を想い浮かべることを説いた仏教の経典の一つ『観無量寿経(無量寿とは“光”のこと)』には、まずは太陽が西の空に沈みゆく映像を頭の中に焼き付くようになるまで観想する「日想観」にはじまり、極楽世界のありさまや阿弥陀仏の姿やその徳などを観想し、あるいは自分が極楽浄土に往生しているありさまを観想するといった、水想観、地想観、宝樹観、宝池観、宝楼観、華座観、想像観、真身観、観音観、勢至観、普観、雑想観、の十三観想が記されている。楽曲のヒントとなった水想観、地想観、宝樹観、宝池観、宝楼観、に関連する部分を大意で要約すると以下のようになる。
  
『極楽のある西方を向いて坐り日没をよく見、常に日没を想い浮かべられるようにせよ。次に清らかな水や透き通る氷を見よ。青き瑠璃の宝石を想え。極楽の瑠璃のような大地の目映い輝きが法を説くのを聞け。次に極楽の大地を想い続け、極楽の大地を目のあたりにせよ。これで死後いつか極楽に生まれる。次に宝の大樹を想え。七宝の幹から枝葉、それを覆う装飾、宮殿、天人を想え。次に池を想え。極楽浄土には、八つの池水がある。七宝よりなる柔らかな宝石で、あらゆる願いを叶えてくれる源から溢れて、十四の支流へと分かつ。底にはダイヤモンド、水面には蓮華。水の響きが法を説いている。宝玉から輝き出る金色の光は百の色を持つ鳥となり、その優しく美しい鳴き声は常に仏、法、僧を念じることをほめたてている。次に絢爛な楼閣を想え。この中には、無数の天人がいて、無上の音楽を奏でる。その音楽が法を説くのを聞け。これで死後すぐに極楽に生まれる。』

 昨年の大震災以降、私は作曲家として、創作時にはいつもあの忌まわしい大惨事の悲惨さを忘れることなく表現した、更には被災されたすべての人を癒すべき鎮魂の、また未来への希望を願う曲を書かねば、と心に思ってきた。だが実際に筆を取ると、あの恐ろしい大地の震えや、黒い津波の慈悲なき破壊を正確に描写した、あるいは大切なものを亡くした方々のその悲しみを少しでも慰撫できる楽曲として整理成立させる事は私には到底できなかった。今の自分にできることは、浄土で表現される、また日本人が否応なしに受け入れなければならない自然との共存・対話を直視し、背伸びをせずに自分自身の気持ちを表す曲を、自分が信じる未来を想像し書くことしかない。これを聴かれた全ての方の心を救おうなどという大それたことは考えまい。(私は基本的に無神論者であるが)現世と、宝池を隔てて前方に仰ぎ見ることができる未来の理想郷をイメージしながら作曲した(あえて“和風”な旋律、和声は使用せず、自分にとって身近な語法で作曲した)。

 この作品は、岩手大学アートフォーラム主催の平泉国際交流展「アートでつなぐ」からの委嘱で2011年9月に作曲された。

 2012年3月 作曲家記す。


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by minami_mi_1997 | 2012-05-04 17:00 | 作品の紹介 | Comments(0)
「ひたかの大地に」~母なる北上川の記憶

作曲:八木澤教司氏
創立10周年記念みなみ吹奏楽団委嘱作品
八木澤氏作曲吹奏楽曲第60作品目
 作曲年:2007年 グレード:4 演奏時間:約9分10秒 演奏人数:45人以上
 初演:創立10周年記念みなみ吹奏楽団第10回定期演奏会(みなみ吹奏楽団演奏)


 みなみ吹奏楽団創立10周年を記念し、北上市出身の作曲家、八木澤教司氏に委嘱して作曲された曲である。2008年1月「みなみ吹奏楽団第10回記念演奏会」にて初演。芸術文化協会の推薦を受けて当団が出演した「国民文化祭・おかやま2010」(2010年11月)のメインコンサート(倉敷市)で再演し、好評を博した。また、2012年3月に開催される奥州市民劇「ひびけ木貝よ!-寛政の義民、清三郎と正覚坊の青春-」のメインテーマとして使われることが決まっている。

 委嘱に当たって、当団からは以下のようにお願いした。
 
~我々の住む奥州は、『続日本紀』に、「水陸万頃(すいりくばんけい)」の地であると記されています。「水陸万頃」とは豊富な水と肥沃な大地を意味する言葉です。千年以上の昔から、北上川と奥羽山脈の恩恵に与るここ奥州の地の豊かさと美しさが、広く認められていたことを示すものです。この豊かな土地である奥州には、東北地方の先住民族である蝦夷の時代から現在の奥州まで、さまざまな歴史と文化が営まれました。委嘱する作品では、北上川や奥羽山脈などを有する奥州の情景や、その土地に住む人々による歴史と生活の営みを音楽にしていただきたいと思います。~

 曲は、北上川の始まりを示す印象的なモティーフから始まる。それはまるで、緑々とした葉から零れ落ちる朝露の一滴のようである。一滴の水滴から始まった大河は、その流れに任せて様々な情景を映し出す。この地に生きる人々は、鳥のさえずりに耳を傾け、石器の打音に日々の喜びを感じ、素朴で繊細な生活を営む。この美しい情景に暗雲をよぶ和音は侵略軍の足音を導き、Tp.の合図で開戦が告げられる。そこかしこで交わる刀、怒号、逃げ惑う者、命がけで戦う者。自らの生活をかけた戦いは凄惨を極める。黒煙が収まるにつれ目前に現れる情景が、Ob.の独奏によって映し出される。荒らされた大地、焼け落ちた館、累々と並ぶ遺体。北上川は血に染まり、それを目にする者たちを絶望させる。絶望と悲哀は、Cla.とPianoの伴奏を伴ったEuhp.の鎮魂歌となり、それは人々の慟哭となって北上川の記憶に刻まれる。心の傷と刀の傷、どちらの痛みが勝るのであろう。風鈴の音に導かれ、我に返ったように現代の情景が映し出される。Picc.の独奏は活気ある祭りの始まりを告げるが、悲劇の記憶からかその音色はどこか切なく、それゆえに美しい。膜鳴打楽器の躍動に鹿(しし)が踊り、歴史を語り継ぎながら曲は高揚していく。興奮が最高潮に達したところで、蝦夷の生活を描いた旋律が現れる。この旋律は、この地で生きる我々に、連綿と続く歴史と脈々と流れる誇りを教えてくれる。感傷的な北上川の記憶が断片的に現れるが、輝かしいTp.のフレーズによって断ち切られ、北上川は平穏な流れを取り戻す。この地の繁栄を願う人々の思いは壮大なエンディングを形づくる。北上川を賛美するChimesとTimp.が鳴り響く中、金管楽器が未来へのファンファーレを高らかに奏でた後、冒頭で零れ落ちた一滴の水滴が回想されて曲は閉じる。(第13回定期演奏会パンフレット引用)


◆団から依頼した内容を掲載します◆

~我々の住む奥州は平安時代初期に編纂された勅撰史書で、日本書記に続く六国史(りっこくし)の第二書である「続日本紀」(しょくにほんぎ)の中に、奥州の地は「水陸万頃(すいりくばんけい)」と記されています。「水陸万頃」とは水と土地がとても豊かであることを指す言葉です。このような昔から奥州が美しい地であると呼ばれていたのも、すべては北上川と奥羽山脈に囲まれた素晴らしい環境であったからでしょう。その自然豊かな土地である奥州には、東北に住んでいた先住民族である蝦夷(えみし)から現在の奥州に暮らす人々まで、さまざまな歴史と文化の営みがありました。今回、八木澤先生に作曲をお願いする作品では、北上川や奥羽山脈などを有する美しい土地である奥州の情景や、その土地に住む人々による生活の営みを音楽にしていただきたいと思います。

~そして曲の構成は、
①オープニング:北上川の情景→
②北上川の記憶(
 ②-1北上川周辺で暮らす蝦夷たちの生活の様子→
 ②-2蝦夷と侵略者である朝廷との戦い→
 ②-3戦いで命を落とした蝦夷たちのへの鎮魂)→
③先人への感謝のもと生活する現代の奥州人の営み→
④エンディング:奥州の歴史が、さまざまな自然や北上川の恩恵のもとこれからも永遠に繰り返される~


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by minami_mi_1997 | 2011-12-03 17:00 | 作品の紹介 | Comments(0)
   

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